11月に入ってもいまもなお円安が続いています。今回はそもそも円安ってなんなのか、どういう影響が私たち日本人にあるのか?についてお話していきたいと思います。
それに加えてロシアとウクライナの戦争がもたらす影響についての解説もFX目線でしていきます。
FXトレードしていく中で経済状況を把握しておくことはとても大切です。
FXはテクニカル分析だけではなく、ファンダメンタルズ分析もあるくらい重要視されているものになるので今回でしっかり覚えてもらえたらなと思います。
大谷選手ではないですが、FXでも二刀流がいいと思いますよ。
タケルFXスクールの代表のTikTokアカウントではFXに関するためになる情報だけではなく、世界情勢だったり日本で起きている様々な出来事に対して個人的見解を動画としてアップしていますので、本物のプロのトレーダーがどのように世界経済をみているのかすぐわかるのでそちらの方でも見て頂ければ幸いです。
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【円安で日本が買い叩かれている?】
Q.円安で日本が買い叩かれているのはほんとなんですか?
A.そうだよ!例えば大トロなんてスーパーにないでしょ?
あれって実は中国に買い負けているからなんだよね。もちろんマグロだけじゃないよ。
牛肉も入ってこないでしょ和牛も買い叩かれている状況なんだよね。
日本で作っているのに食べられなくなっちゃうかもだよ。
円安がこれ以上進むと、日本人は不味いものしか食べられなくなるんだよね。
食べ物を外国に売った方が高いならみんな外国に売っちゃうじゃん?
おいしいもの食べれなくなるかもね。
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そもそも円安ってなんなのかについて簡単に説明したいと思います。
円安とは円の価値が安いことを指しています。
具体的な例を挙げると、100円を出せば1ドルを買えていたものの、時間を経て200円を出さないと1ドルを買えなくなったということを示しています。
「100円から200円になったから円高」と考えるのは誤りで、正しい答えは円安になります。200円=1ドルということは、言い換えると半分の100円では0.5ドルしか買えないということになります。100円=1ドルのときよりも買えるドルが少なくなってしまい、それだけ円の価値が安くなった(=円安)といえるのです。
そんな円安のメリット・デメリットってなにがあるのか考えてみましょう。
円安のメリットは、輸出企業が海外で稼いだ外貨をより多く円に転換できるという点にあります。
企業の売り上げも円安の分だけ増えることになり、業績にも好影響が出るでしょう。
また円安になると輸出する製品を安く設定することもできるので、国際競争力も高められるかもしれません。
円安のデメリットは交換できる外貨が少なくなってしまうので、海外のモノやサービスが高くなってしまう点にあります。
エネルギー資源や食材などの価格も上がってしまうため、私たちの生活を圧迫するかもしれません。もちろん獲得できる外貨が減ってしまうので海外旅行も割高になってしまいます。
このように海外旅行に行っても割高になりますし、なにより普段の生活がどんどん苦しくなる一方です。最近の歴史的な円安相場では特にそうです。ずっと変わらなかったうまい棒の価格の値上げ、回転寿司屋さんの一斉値上げなどで驚かれているのではないでしょうか。
このように関係ないと思っている人も今まではいたのかもしれませんが、極端な円安で普段の生活にまで支障がでてきているのが現実なのです。
【円安で日本の危機?!】
台湾の企業がさ、日本の企業を買収しようとしているんだよね。
何故かっていうと、円安だからなんだよね。
例えば、いままで100億円くらいの企業が50億円くらいで買えるからお得なんだよね。
日本人ってさすごく働くの優秀だからさ、お金になるっていう風に彼らは思っているのね。
もう買いたくて買いたくてしょうがないって感じなのね。
実際にそういう話はいっぱいきているんだよ。
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台湾企業による「日本買い」が止まらない。2016年の鴻海(ホンハイ)精密工業によるシャープ買収以降、台湾勢は日本の大手電機メーカーの積極的な事業買収で力を付けた。だが最近は日本の有望な自動車にもターゲットを広げ、協業などで働きかけを強める。日本からの技術獲得に貪欲な台湾勢に対し、専門家は日本の台湾への警戒感が希薄だと警鐘を鳴らす。
何気なく生活している中でもそんなことがすでに起こっています。私たちの生活に影響する円安問題について少しでも時間のある時はなにが起こっているのか調べてみるのもいいと思います。
それがFXにも繋がってきますから。
【ウクライナ戦争がもたらす日本への影響】
ウクライナ戦争がさ日本にどのような影響を与えているのかについてなんだけどさ、今さ日本が円安で物価が上がっているとか言ってるんだけどさ、その本当の原因はロシアとウクライナの戦争なんだよね。結構みんな知らないと思うんだけど、戦争が起きていることによって物流が止まっちゃっているのね。物の物価が上がるって言う傾向があるんだよね。
そして原油なんかもそうなんだけどさ、ほんとは原油なんかは増産すればいいだけなんだけど世界の物流がいま戦争で止まりかけだから石油を生産しても届かないんだよね。
でも、供給量は一緒なんだよ。だからどうしても物価は高騰しているっていう側面はあるんだよね。
結構早く終わらせないとダメだよ。
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ウクライナ戦争が物価の高騰に関係していたこと知っていましたか?
物価の高騰は円安だけじゃなかったんです。
それに加えて物流が止まってしまうと自国で生産できない国にとってはとても痛手になります。
日本なんかもそうですが、海外から安く仕入れているから回転寿司チェーンで安くお寿司が食べられるわけですが、物流が止まるとそうにもいきません。
日本の美味しい魚だけを食べれればいいですが、どうしても値段が高くなっちゃうので毎回食べれるかと言われればそうではないと思います。
このように、回転寿司チェーンを例にだしましたが私たちの生活を苦しめているこの状況はこういった原因があるんです。
円安だけが問題なのではなく、ロシアとウクライナの戦争がもたらす影響も複合的に考えないといけないということです。
この考え方はFXでも一緒だと思います。ある一つだけにこだわるのではなくて複合的に相場を見れた方が絶対いいですよね。複合的に相場を見れるというのは主観ではなく客観的に相場をみれていることになるのです。この考え方はFXで特に活きてくるものになるので覚えておきましょうね!
【政府の為替介入】
為替介入ってさ政府が決めることなんだよね。
いきなりだけど岸田総理大臣ってほんとに歴代最低な総理だよね。
円高誘導するって言ってて蓋開けてみたら円安になっちゃったなんてこれは政府の責任だよね。
中途半端な風見鶏みたいなことやってんじゃないよ!って言いたいね。
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為替介入(外国為替市場介入)とは、通貨当局が為替相場に影響を与えるために、外国為替市場で通貨間の売買を行うことで、正式名称は「外国為替平衡操作」といいます。為替介入の目的は、為替相場の急激な変動を抑え、その安定化を図ることです。
わが国では、為替介入は財務大臣の権限において実施することとされています。日本銀行は、特別会計に関する法律および日本銀行法に基づき、財務大臣の代理人として、その指示に基づいて為替介入の実務を遂行しています。
なお為替介入には円高を抑えるための「円売り介入」と、円安を抑えるための「円買い介入」の2種類がある。
為替介入は通貨間の売買であるため、その遂行には円やドルなどの資金が必要になります。わが国の場合、財務省所管の外国為替資金特別会計(外為特会)の資金が為替介入に使われます。
例えば、急激な円高に対応し、外国為替市場で円を売ってドルを買う「ドル買い・円売り介入」を行う場合には、政府短期証券を発行することによって円資金を調達し、これを売却してドルを買い入れます。反対に、急激な円安に対応し、外国為替市場でドルを売って円を買う「ドル売り・円買い介入」を行う場合には、外為特会の保有するドル資金を売却して、円を買い入れることになります。
為替介入の実務に関しては、日本銀行は、財務省に対し、為替市場に関する情報を毎日報告しています。また、財務大臣が為替介入を必要と判断した旨の連絡を受けた場合には、財務省に対し、為替相場の変動要因や、介入決定の判断に資するようなマーケット情報を報告します。これを受けて、財務省は、日本銀行に対し為替介入実行の具体的指示を行い、日本銀行が介入を実施します。
なお、財務大臣の代理人としての日本銀行が、海外の通貨当局に為替介入を委託することもあります。
9月22日に24年ぶりとなる円買い介入に踏み切った日本政府と日銀。1ドル145円台だった円相場は一時的に140円台まで上がったが、翌週には再び144円台となった。効果が限定的だった理由としては介入規模が約3兆円と限定的だったことが挙げられる。
【日本が危ない?!】
日本は超危険だよ。
物価がこんなに上がってるじゃん?
ガソリンの値段が上がる……パンの値段が上がる……。
なんで政府が円安を止めないのかっていうと、日本の企業って半分が外資だからなんだよね。
円安になっても外資は困らないの。会社が黒字になるだけだから。
だから円安に対して国がなにもしないの。だめだよね。
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ファナック、オリンパス、ソニーグループといったら、皆さんも日本を代表するグローバル企業という印象を持っていると思いますが、株主構成からみると日本の企業ではなく、実は外資の企業となっているのです。
皆さんにでも聞きなじみある会社ですら外資の企業という事実があります。
また、『東芝ライフスタイル』、『東芝映像ソリューション』、『東芝メモリ』、『シャープ』、『Dynabook株式会社』そして、『JDI(ジャパンディスプレイ)』、『パイオニア』日本人にとって、馴染みのある企業名だが、買収されてしまい、もはや経営権のない外資系企業となっています。
こんなに有名な企業ですら外資の企業となっているので円安でも国としては困らないということになります。外資の企業と国だけが儲かるだけで私たち一般の人のことも少しは考えてほしいなと思います。
この歴史的な円安を止める策を政府は果たして出してくれるのでしょうか。
私は日本人として政府に期待したいと思います。
【まとめ】
今回はこの歴史的な円安についてお話させていただきました。
生きてる中でここまでの円安を体験することはもうないと感じていると同時に私たちの生活が日に日に圧迫されているのをひしひしと感じてもいます。
FXトレーダーという目線だけで言えばこの円安相場は簡単で、かつかなり儲けることのできた相場でした。特にドル円なんかは保有しているだけで毎日利益になる相場でしたから。ここまで簡単な相場はこれからそう多くはないと思います。
ただ、ここまでドル円の上昇が一方的だと下がるときも一気にさがる可能性は高いです。
ですから機会損失などと思わず、これからFX始められる方でも遅くはないのです。
FXはいつ始めても遅いということはありません。みんな平等にチャンスがあるのがFX相場になっていますからね。
そんな方の為にタケルFXスクールでは説明会を実施しております。
この機会にぜひ本物のトレーダーのお話、そして生徒さんの実績なんかも生の声で聴いてもらえるとさらに実感できるかと思います。
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執筆者:武田みゆう
監修:日本FX教育機構代表理事 野口健幸