2021年2月11日に日本FX教育機構の7周年記念イベントを実施しました。
いまからちょうど1年前、2020年3月はコロナ禍の影響で、日本も外出自粛要請が初めて出て大変な時期でした。
その後に持続化給付金などもらえたので良いこともありましたが、1年前から今日、コロナに振り回される日々でした。
余談ですが、「コロナ」という名前のビールご存知でしょうか。この影響で、メキシコの工場が操業停止になったそうです。
本題に話を戻して、私の仕事はマーケットレポートなので、この1年の相場を振りかえってみたいと思います。
今回は、ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円の4通貨ペアについて書いていきます。
本日の流れ
1.ドル円
2020年はトランプ大統領からバイデン大統領に代わりました。バイデン大統領に代わってからは、何もニュースが飛んできませんね。皆さん、お気づきでしたか。トランプ大統領は常にニュースを賑わせた方でした。そんなアメリカですが、バイデン大統領になって変わったことがあります。
実はずっとゆるやかな円高に向かっていたのですが、今は円安に向かっています。本当にゆるやかですが、年内に110円に到達しそうな感じです。
バイデン大統領になってアメリカの政策が何か変わったのかと言えば、思い当たるのは、アメリカがシリアを空爆したという話です。トランプ大統領は実は中東から撤退しているので、政策としては真逆です。
私たちは、トランプ大統領が戦争をしかけている、という印象を受けますが、トランプ大統領の時代は、よく考えると、戦争が全くなかった時代でした。
今なら、ランプ大統領の政策はかなり良かった面があったのではないかと思います。本当の検証はそのうちにしたいと思います。
また弊社代表の野口が、日本はオリンピックを開催して、投資家はすでにその事実を織り込み済だと言っていました。その点について、私は全くわかりません。投資家ならではの直観なのでしょうか。質問をしても宇宙語しか返ってきませんでした(笑)。
コロナ禍で対米の貿易額は落ちていると考えます。そのうえで、円安に進むので、日本の対アメリカ貿易は収支が改善される可能性があります。月足のミドルラインを超えたら、本格的に円安傾向が強まる可能性大です。
まだ、ローソク足が月足のミドルラインより下にありますので、再び円高に向かう可能性もありますが、そこは注意してみましょう。
いずれにせよ、円安方向にチェンジしたと言えるのではないでしょうか。今後のFXトレードに気を付けてください。
2.ユーロ円
このユーロ円については、一時、114円まで落ちましたが、130円まで上昇してきました。
コロナの影響で大きく円高に動きました。この1年間で15円ほど動いています。今後、どのように動くのでしょうか。
ここは一旦、5円ぐらい下落すると考えています。5円下がった後に円安方向に行くと思っています。
ちょうどオリンピックの前まで円高に推移して、オリンピックの少し前ぐらいに円安にふたたび向かうのではないかと予想しています。。
3.ポンド円
イギリスと言えば、ブレグジットです。よく実施したものだと思います。ブレグジットとはEUを離脱したことを意味します。これは大きな転換です。
イギリスが恵右を離脱するとやっていけるのか、評論家では疑問に思っている意見ばかりでした。
しかしその結果、ポンド円が上昇しています。これはポンドの価値が上がったことを意味します。この間、FXトレーダーでは、1500ピプスという空前の利益を獲得した方もいたようです。
現在、ポンド円が150円ですが、この値段が利益確定ポイントです。非常にわかりやすい数値です。
これから、一旦、円高に向かうものと考えていますが、ポンド円の強さからあまり下がらない可能性の方が強いです。
いずれにせよ、円安方向のトレンドはこれからと思います。いつ始まるかはわかりませんが、大きく動くのがポンド円です。今後、楽しみな通貨ペアです。
4.豪ドル円
ずっと、円高方向に向いていた豪ドル円です。このままずっと続くと思っていました。ところが、60円まで来て反転して円安方向に動きました。
ここは大きな転換点となりました。一時85円になり、約25円もの変動になりました。これだけ大きな変動が起きた年は珍しいです。
豪ドル円は下がってきたら、買いのエントリーを入れるのを繰り返してきた通貨ペアです。数年前は75円まで下がったら買い、というのが合言葉にもなった通貨ペアです。
それほど大きな変動はあまり期待できない通貨ペアなのですが、今年は動きました。そして、予想に反して円安方向に動いています。これは多くの方が予想できなかった転換です。
今後、豪ドル円は一旦円高に向かうでしょう。かなり大きく下がると思います。そして下げ止まったあたりで、
再び大きく変われる可能性が高い通貨ペアです。今年も大きな変動が期待できます。今年の豪ドル円はお勧め通貨ペアにすることが多いでしょう。(予測)
5.まとめ
このように、2020年は大きな転換点となっている可能性が強いと言えます。ここで、一旦、大きく円高に動く可能性があります。
その下げ止まりが終わったら、いよいよ本格上昇という感じになります。この予想があたれば、FXブームが起きるでしょう。
暗いイメージが多い日本の経済ですが、FXで一気に好景気になって欲しいものです。
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