G20が終了した週明けの7月1日は
ドル円が窓を空けて上昇しました。
この日の相場は一日中
空けた窓の上をウロウロしていました。
動きが出だしたのは
7月2日の夜ですね。
窓の上限を割り込み
下落に転じています。
ちなみに
窓の上限を割り込んだのは
7月2日のニューヨーク時間に入った頃でした。
「ニューヨーク時間」
もしかしたら
このワード自体に
戸惑う人もいるかもしれませんね。
FXの元となる外国為替市場は
24時間開いています。
厳密には
各国でリレーのように引き継いで
24時間オープンを成立させているという事になります。
ご存知のとおり
世界じゅうの国と国の間には
時差があります。
外国為替市場は
どの国も日中の間にオープンしており
例えば
ある国が夕方になって市場をクローズする時には
次の日中の国の市場に引き継がれていきます。
つまり
オープンの時間が早い国から
遅い国の市場に引き継がれるというリレーが行われているわけですね。
上の画像を見ると
多くの国が
為替市場を成り立たせるために参加しているのがわかります。
中でも
市場の規模が大きいのが
東京市場(近年では香港とシンガポールに抜かれていますが…)
ロンドン市場
ニューヨーク市場
です。
金融市場では
主にこの3つの時間帯が意識されており
「東京時間」
「ロンドン時間」
「ニューヨーク時間」
などと呼ばれています。
ただし
この3つだけだと
ニューヨーク時間のクローズと東京時間のオープンの間が空いてしまうため
その穴埋めを担う
シドニー(シドニー時間)
も意識されています。
また
各市場の時間帯によって注目される通貨
すなわち
売買されやすい通貨にもある傾向があります。
それは
開いている市場の国で使われている通貨が売買されやすいという事です。
例えば
東京時間であれば
円を中心に売買されやすい傾向があります。
つまり
円高
円安
になりやすいという事ですね。
したがって
実際のトレードにおいて狙いやすくなるのが
ドル円
クロス円(ユーロ円、ポンド円等)
つまり
円が付く通貨ペアとなります。
ロンドン時間は
欧州の時間でもありますので
ユーロやポンドを中心に売買がされやすい傾向があります。
ユーロ、およびポンド高
ユーロ、およびポンド安
になりやすいという事ですね。
したがって
実際のトレードにおいて狙いやすくなるのが
ユーロ円
ユーロドル
ポンド円
ポンドドル
等
ユーロかポンドが付く通貨ペアとなります。
最後に
ニューヨーク時間だと
ドルを中心に売買されやすい傾向があります。
href=”https://www.fxschool.or.jp/wp-content/uploads/2019/07/5-10.png”>
ドル高
ドル安
になりやすくなります。
したがって
狙いやすくなるのは
ドル円
ユーロドル
ポンドドル等
ドルが付く通貨ペアとなります。
これが分かっていれば
各時間ごとに注目する通貨ペアを
ある程度定める事が出来るのではないでしょうか。
どちらにしても
FXのトレードに慣れてくれば
自然と狙うべき通貨ペアを選定するようになってくるものです。
その選定方法は
FXスクールでも教えてもらえるでしょう。
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