7月は本当にヤキモキしたトレーダーが多かったのではないでしょうか。タケルFXスクールの受講生からも連日質問が来ていました。
ベテランなら気持ちの余裕もあったでしょうが、始めたばかりの人にはちょっと大変な夏でしたね。こんな稼ぎにくい相場でどう対応したらよいのか、スクール生以外の方にも知っておいてほしいことを書きました。
トレードで稼いだお金、どうするのかということについても触れてみました。読んでみてください。
8月にトレードするの?
8月に入った辺りから、相場が難しくなったという意見をよく耳にするようになりました。
実際に何か変わったのか?
チャートを見てみると、多くの通貨ペアにおいてレンジ相場に移行しているのが分かります。
でも、今になって思うのですが、8月のこの時期にFXトレードをやる、というのは今はどうかなと思います。勿論、私が横浜市役所で働いていた時期は、「8月は夏休みだからいっぱいFXをやれる」と思ったものです。
でも、いざ退職して思うのは、そんな時期にやるのです。8月は暑いしやる気が無く、家族サービスもしたいし、8月はお金を稼ぐ時機なのかって不思議に思います。FXをやっていなかった時の自分は普通に8月は遊んでいたよな。山にこもって出てこなかった時もあったし、家にほとんど帰らない時もあったのに。不思議です。
そんな時だから、今、多くの通貨ぺアがレンジ相場に移行していても不思議ではありません。レンジ相場でタケルFXルールではトレードをしません。あと、8月に入る前と夏休みに入る7月には意外と多く動くので、8月はあまりトレードをしているという印象はないです。
特に、ヨーロッパではバカンスとか言っていませんか。フランスなどではどこにバカンスに行くんだとか夏前はその話が多くでます。ヨーロッパ人はバカンスを特に沢山とるので、そんな時には働かないでしょう。
今回のように、夏場に急落するケースは何年かに1度見受けられます。そのきっかけが今回はFRBの発表だったという事です。FXトレーダーは狙っています。夏前に大きく下がるこの相場でしっかりと利益を出して、そして楽しいバカンスにしようとしているのです。だから、私が最初に言ったように、「夏のこの暑い時期にFXトレードしようという気は最近はなくなった」ということになります。
FXトレーダーでトレードで生活している人は、やっぱり気持ちよく休みたいし、休むことを念頭にFXトレードはしているようなものです。だって皆さんも会社員の時、OLさんで働いている時、休みを優先するでしょう。FXトレーダーになっても同じ生活リズムです。
FRBに悩まされた7月
今回もよく見ると、やはり7月が全体的に円買い(円高に向かいやすい)相場であったため、ドル円やクロス円(円が絡む通貨ペア)は売りでエントリーしておけば、高確率で利益が取れる相場でした。
それが、日本時間の8月1日未明にFRB(米連邦公開市場委員会)が利下げを表明した事でドル円が売り込まれ、109.314から105.517と一気に4円近くも下落する事となりました。
でも、この利下げは予想された事です。
この予想のために、多くの方が思考されていましたが、本当に疲れる行為だと思います。
FRBの方々は発言を聞いていると、かなり大きな視点で物事を見ています。
ただ、私は思うのですが、彼らは自国、つまりアメリカの事を最優先に見て判断していると思います。これだけFX相場がグローバルになり、アメリカだけでなく世界の国にものすごい影響力を持っているアメリカの金利政策が、アメリカだけの事情を見て判断されている事に残念さを感じます。各国違いますから仕方がないことなのかもしれませんし、アメリカドルが世界の通貨というわけでもないのですから。実際はアメリカドルが世界通貨のようなものなのですが。アメリカのFRBが世界を基準にもっと考えると、また違うと思います。
でも、この1年特に彼らの発言を聞いていましたが、自国ファーストなのです。アメリカが世界の中心というも、そのうち緩和されてくる可能性もあると思います。
また、クロス円もこの時のドル円の下げに連られて大きく値を落としています。
ただ、急激に安くなったところでは、当然 買いも入りやすくなってきます。
そして、下げた値幅の間での展開となるので、相場の方向性が出にくくなり得ます。そのせいもあり、それまで売り一辺倒だった相場が、8月に入ってからはやたらと買いが入りやすくなってきました。
代表的なのは、8月13日の米中貿易摩擦の後退観測による急騰ですね。これにより、相場のレンジはさらに狭くなりました。
レンジの幅が狭くなると、ますますFXトレードはしにくくなります。レンジ相場が得意な人はいますが、それは先の事です。
レンジを定義しない人もいますが、その考えと私は違います。FXは上下に動いた時に利益を出せるものです。ですから値幅は非常に大切です。でも、値幅が全てなのですから、これほど単純な投資は無いと思います。
FXは投資じゃない?
話は脱線しますが、FX投資を投資でないと言い張る人がいて、それはおかしいと主張してきました。
何でもFXをスキャルピングだと勘違いしたようです。FXをスキャルピングでやる人は一部の人達で、圧倒的に多いトレード手法は、FXにおいてはスイングトレードです。ポジションを持って1週間そのまま放置して、4円の利益になったなんてこともよくあります。その間、何もせず、ただポジションを持っているだけなのです。それは投資と言えます。
指摘されたように、スキャルピングは投資と言えるかは、定義によります。ただ、自分のお金を元手に増やすと言えば、スキャルピングも投資と言えます。スキャルピングをする人はタケルFXスクールの卒業生にもいますが、大金をずっと保有しておけないからスキャルピングをしている方が多いですね。それはもともと保有ポジションが多いのが問題です。
タケルFXスクールでは利益を出した人でも継続して指導できる体制があります。FXで年間300万円以上稼ぐとFXプロトレーダーとして認定します。金額としては少ないですが、最低限の年収を稼ぎだしたという点で評価します。あとFXはほとんど少額からトレードしているので、その前に自己資金2倍というのも表彰対象です。自己資金2倍も利益率にしたら凄いですね。他には無いハイリターンを得られます。
FXはこのように高いリターンを得ることが可能です。そこでハイリスクになると思われますが、そのハイリスクをカバーするためにタケルFXスクールがあると思っています。石の上にかじりついても3年と言われるように、FXをなめずに取り組んでもらいたいと思います。
ただ、現代、早く利益を出したいというニーズがありますので、弊社では可能な範囲で早く利益を出せる仕組みにしております。それの必殺技は・・・です。わかる人にはわかりますが。
話を戻します。
難しい局面ではどのように対応すればよいのか
大局的に見れば、レンジの上値を超えていないため、下目線の相場は継続しています。
ただ、大局的に下目線でも現状は方向感が出にくくなっているので、トレードをしていると一時的な上昇局面にも頻繁に遭遇する事になります。
値動きも小刻みであり、損切りされる機会も多くなる事も多いでしょう。
よく、「稼いでいたトレーダーがある時期から突然勝てなくなった」などという事をよく聞きます。それも恐らく、相場の局面が変わった事が原因でしょう。それだけ方向性が乏しくなった相場は難しいという事です。
では、そのような相場になってしまった場合、どのように対応すれば良いのでしょうか。
手段の一つとして「参戦しない」という選択肢があります。
わざわざ方向感の分かりにくく利益を伸ばしにくいレンジ相場に挑むくらいなら、方向感が分かりやすくて利益も伸ばしやすいトレンド相場が訪れすのを待った方が良いのではないでしょうか。
中にはレンジ相場を得意とするトレーダーも存在しますが、コロコロ値動きが変わる相場にポジションを切り替えながら対応するわけですから、非常にタイトなトレードをしている事でしょう。
それだけの労力をかける割に利益はさほど伸ばせない筈ですから、効率的とは言えませんね。トレードをしなければ利益を得られませんが、損失を被る事もありません。
したがって、利益の取りやすい相場だけ参戦すれば良いのではないでしょうか。
損失を被るリスクを高めてまで難しい相場にわざわざ挑む必要はないでしょう。
FXスクールでも恐らく同じ事を言われます。さすがにトレードを教えるとはいえ、リスクの高い局面でトレードする事を勧めないのは当然でしょう。そんなところをわざわざ狙わなくても、FXではチャンスはまたすぐに訪れますからね。
最後に
相場には休むも相場という格言があります。
いつもFXトレードをしているという印象を持つかもしれませんが、そんな事はないです。毎日、FXトレードをする人もいますが、勝った後は、その勝ったお金で思いっきり遊ぶことを、タケルFXスクールでは推奨しています。
FXで利益を出すことは楽しいですか。勿論、楽しいでしょう。でも、本当にすごいところは、FXで稼いだお金を使うことです。あなたは今まで働いてお金を得てきたかもしれません。これからはあなたは自分で稼いでそのお金を使うのです。なんと充実したことではありませんか。
自分で稼いだお金がどんなものか、味わって欲しいと思います。あなたはそのお金は欲しいですか。それがあなたが稼ぎ出したお金なのです。あなたはFXにおいて、お金を稼いでお金を使うことができた時、立派なFXトレーダーになれるでしょう。
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