はじめまして、姫路校にて講師をしている瀬戸と申します。
スクール開校から3か月が経ち、少しご挨拶が遅れてしまいましたが、姫路校の紹介を投稿させていただきます。
姫路校は2/1から約100名の生徒さんが在籍しており、カリキュラム講義や日々の分析などをしてほぼ毎日live配信で生徒さんたちと勉強に励んでいます。
生徒さんがそれぞれ個人のトレード記録をつけるチャンネルを持っています。
生徒さん同士でそのチャンネルを共有してみることが可能なので、自分で勉強するだけではわからなかった気付きや、効率の良い勉強法を得ることができ、生徒さん同士の交流の場にもなっていてとても良い雰囲気で勉強ができています。
本日は、スクールでもお教えしているトレードの基本部分をこちらにも掲載させていただきたいと思います。
良かったらお付き合いください。
FXをするうえで大事な環境認識についてです。
1、環境認識とは
一口に環境認識と言っても、たくさん種類があります。
それは「インジケータのボリンジャーバンド」を使った環境認識や「上位足を環境認識」にする方法もあります。
「通貨強弱」や「相関関係」も環境認識の一種です。
そのどれもが正しくて間違いはないです。
ただし、人間は一度にそんなに多くのことに配慮できません。
少なくとも僕はできません。
注意力や心のキャパはきっと皆さん限られていますよね?
もしそうなら、自分に合ったものだけを選んでトレードに活かしてください。
もちろん一部の天才はできるかもしれませんが、大多数の方は凡人であるはずなので、こちらのnoteは僕と同じ「凡人」を対象にさせていただきます。
天才は僕なんかが何もしなくても利益を出すと思ってます。
もし、今、この記事を読んでいただいてる、あなたが僕と同じ凡人でしたら、もう少しこの記事にお付き合いいただき、僕と一緒に成長していきましょう。
僕自身も書きながら改めて自分のトレードの向き合い方や考え方を再認識しています。
2、通貨強弱
参照先
Currency Strength Chart – FXの通貨強弱チャート (currency-strength.com)
こちらの図は、各通貨の強弱を表しています。上に行けば行くほど強く、下に行けば行くほど弱い。
オレンジがUSD。
USDは米ドルです。
水色がJPY。
Japanese Yenで日本円です。
この図からわかることは、現在の最強はUSDで最弱はNZD(ニュージーランドドル)ということが分かります。
つまり、現在、NZD/USDは大きな下落が起きている。ということです。
通貨ペアの左右関係には役割があります。
左側は主軸通貨、右側は決済通貨となっています。
今回のNZD/USDでお伝えする場合、NZD=主軸通貨 USD=決済通貨 となります。
主軸通貨が強く、決済通貨が弱い場合、その通貨ペアは上昇します。
逆に、主軸通貨が弱く、決済通貨が強い場合は、その通貨ペアは下落します。
今回のNZD/USDは主軸通貨であるNZDが弱く、決済通貨であるUSDが強いため、NZD/USDは下落している。ということなんですね。
ちょっとした豆知識です。
左側は主軸通貨、右側は決済通貨。
覚えていてください。
余談ですが。。。
EU>英国>ユニオンジャック>米国>その他の先進国>新興国>日本
上記の順番は権威性・世界共通になっている通貨の順番で、左に行けば行くほど強く右側が弱くなっています。
基本的に上記のルールに従って左右の位置が決まります。
例えばEUのユーロと米国の米ドルを組み合わせた時、ユーロの方が強くなっているのでユーロ米ドルとなります。
大昔の金融界ではポンドの価値が最上位とされていました。
金融市場の中心はロンドン市場だったんですね。
現在の世界一の基軸通貨は「USD」ですが、昔は「GBP」が世界一の基軸通貨だったんです。
その後、欧州連合が誕生してEUに加盟します。
EUに加盟した事によりEURが誕生しポンドの上を行く通貨になりました。
こうした背景からユーロとポンドが強くなっています。
ポンドの次に豪ドル・NZDドルが強いのはイギリス連邦加盟国であり昔のイギリス領だからです。
ちなみにアメリカやカナダもイギリス領だったので、優先的に左にきます。
すべては欧州基準で通貨ペアの順番は決められています。
※通貨ペアの並びには例外もある。
日本円は3番目に流通している通貨で、信頼度も高く経済不況に落ちた時は投資家がリスクを避ける為に円を買います。
日本円の評価が高いのに1番右になっているのは理由があります。
日本は海外の通貨単位と違い、1通貨単位3桁表示になります。
基本となる通貨単位の違いがあるため、日本円は新興国と組んだ時も右側になります。
この表を見れば、何がどの通貨を表しているのかがわかります。
参考にしてください。
通貨強弱の環境認識については以上です。
姫路校ではこのような基礎部分から瀬戸ルールのトレード手法についてお教えしております。
それではまた機会がありましたらどうぞよろしくお願いいたします。