カントリーとは国をさします。つまり国のリスクと直訳するのですが、簡単に言えば、その国は大丈夫かどうか判断することです。日本にいるとそんな事はまず無いと思いがちですが、世界には色んな国があります。
例えば一昔前ではギリシャ危機がありました。これによって通貨のユーロが激しく変動しました。でも、ユーロが破綻するような事はありません。一国だけでなく世界通貨となっている場合は、リスクが少ないです。
ここで、アルゼンチンについて見てみましょう。アルゼンチンの通貨はペソです。ユーロのように複数の国が使っているわけではないので、アルゼンチンの国力がすぐに反映されています。以前、アルゼンチンのペソは暴落したのですが、これを書いている2014年の10月も、これから暴落しそうです。
このように国が持つリスクがあるのです。海外に投資したり融資したりする場合に、その国の信用度がどの程度あるかを表すものをカントリーリスクと言います。