ハゲタカは俗語です。主にアメリカの企業のうち日本に進出してきた会社やグループのうち、次の事を行った事をいいます。
企業買収を行う際に、対象企業の株式や社債などが安くなっているタイミングを狙って、その企業を買収します。そして、その企業の経営権を握り、企業価値を高めるために経営指導を行います。
通常、企業価値を高めると言いますが、内容は正規社員から派遣社員への切り替えや社員の給料カットなどをして、黒字が出る体質にします。そして、毎年、黒字がでるよな経営状況になったら、株を売却するなどして利益を得ます。企業買収には多額のお金がかかりますから、ファンドを募ったりします。ハゲタカファンドと言えば、よく新聞に出てきた用語です。
何故、このように皮肉的に使われるかと言うと、ハゲタカは獲物を捕らえる際に、その獲物の体力が弱っている時に狙うので、このハゲタカが獲物を取る行為が、企業が弱っている時を狙っていることと揶揄されるのです。