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アベノミクス

2012年末に発足した安倍政権が進める経済政策です。「デフレからの脱却」を掲げ、日本銀行による大規模な金融緩和・政府による機動的な財政出動・規制緩和などを通じた成長戦略 で名目経済成長率3%を目指すものです。

アメリカの大統領のロナルドレーガンと言う人がいて、レーガノミクスと表現されました。だからアベノミクスという言葉が出てきました。命名者は中川秀直さんになっています。中川秀直さんは、自由民主党所属の政治家です。今は存命していると思います。80歳近いかなと。新自由クラブにも所属していました。

具体的にアベノミクスを書くと、三本の矢と表現されています。

▷ウィキペディア(Wikipedia):アベノミクス「三本の矢」

この時に実はFXについては、ドル円相場がそれまでの円高から円安にシフトしました。月足単位でその方向が分かるほど、凄い変化をFX市場にもたらせました。このFX相場で大金を手にしたFXトレーダーは多くいます。この時の状況を忘れられず、一度は引退したFXトレーダー達が新型コロナ危機で復活しています。

アベノミクスで有名なのは政策ブレーンです。

▷ウィキペディア(Wikipedia):アベノミクス 政策ブレーン

彼の提言が日本のためになっているのか、なっていないのか、歴史が判断します。しっかりと見ておく必要があります。その時期はまもなく迫っていると考えます。

イエレンFRB議長

ジャネット・イエレン、第15代連邦準備制度理事会(FRB)議長。
前FRB議長「バーナンキ」の下で副議長を勤めました。
アメリカ史上初めての女性、FRB議長になります。

ECB(いーしーびー) 

ECB(いーしーびー)とは欧州中央銀行の事で、英語名はEuropean Central Bankなので、この略でECBと略しています。

欧州中央銀行は欧州の通貨のユーロを発行しております。設立は1998年ですので、1999年のEU統合前から、統合にあたっての準備が進められていました。

FXで重要なイベントとして、ユーロという通貨の値段にECBは重要な役割を持ちます。総裁の発言は極めて慎重です。特に総裁の発言によって値段が激しく変動する場合が多いので、注視しているFXトレーダーは多くいます。

移動平均線 

テクニカル指標の一つで、最も代表的なもの。過去N日間の終値の平均値を、毎日割り出してグラフ化したものです。

例えば、20日移動平均線の場合、直近の20日間の終値を合計し、20で割ったものが、直近日の移動平均地となります。2日目以降は、順次前日までの合計値に新しい終値を加えると同時に、20日前の終値を除外して20で割っていきます。

このように毎日平均値を求めていき、計算された平均値で線で結んでグラフ化すれば、20日移動平均線になります。

移動平均線を使った分析手法としては、移動平均線と値動きの位置関係に注目した「グランビルの法則」が有名です。タケルFXスクールでも初級コースを卒業するとグランビルの法則を教えます。

ここでは、より分かりやすく売買の判定ができる「ゴールデン・クロス」「デッド・クロス」を説明します。この分析手法では、計算対象の期間が異なる2本の移動平均線を利用して相場の反転を見ます
移動平均線は、計算対象の期間が長くなるほど変動が緩やかになり、価格の変動に対して反応が鈍くなるという特徴があります。
2本の移動平均線のクロスは、この特徴を活用した分析手法で、長期間の平均値と短期間の平均値との方向や位置関係から今後の値動きを予想します。

ゴールデンクロスとデットクロス

ゴールデンクロスとは、短期の移動平均線が、長期の移動平均線を下から上へクロスすることを言います。

長期的な値動きに対して、短期的な値動きが強く上昇している場合に出現する買い傾向となります。よくある間違いなのですが、ここを売買サインとする方がいます。そのような単純な方法でFX相場で利益を出せるほど簡単ではありません。注意しましょう。

ゴールデン・クロスの逆で、短期の移動平均線が、長期の移動平均線を上から下へクロスすることをデッド・クロスと呼びます。
長期的な値動きに対して、短期的に強く下落している場合に出現し、売り傾向となります。

これらのゴールデンクロスとデットクロスにはメリットもありますが、欠点もあります。それを次に書いていきます。

移動平均線のメリット・デメリット

移動平均線は、大変シンプルに相場状況を判断できるツールとして、今も広く利用されているテクニカル指標です。

また、移動平均線がテクニカル分析の基本とされるのは、他の数多くのテクニカル指標に移動平均線の考え方が応用されているからです。

代表的なテクニカル指標として用いられているのがストキャスティクスです。これは移動平均線を基に作られています。移動平均線はほとんどのFXトレーダーが見ている代表的な指標で、最もオーソドックスであり、極めて使いやすいものです。この移動平均線が基本中の基本になります。

しかし、移動平均線には弱点があります。
それは、価格の変動に対して移動平均線の反応が遅れ、売買傾向にタイムラグが発生することです。
移動平均線は、その計算方法から一目瞭然ですが、過去の終値の影響を直接受けるため、常に値動きを後追いして変動し、相場に先行することがない指標です。

そのため、移動平均線だけで相場の行方を予測することは困難と言われています。ところが、移動平均線だけで見ている人もいます。そこには流派があります。移動平均線よりももっとしっかりと見たいという場合、さらに多くのテクニカル指標が追加されます。

もともと、より近いところを見たいと考えた人は、移動平均線にはタイムラグという弱点を克服した加重移動平均線という考え方もあり、実際に利用されています。これは好みの問題です。加重移動平均線とは、平均値を算出する際に最新のデータを最も重視し、古いデータほど影響度が少なくなる様に比重を掛けて計算します指数平滑移動平均線(EMA)は、更に直近の比重を高めてタイムラグを低減させた移動平均線の発展型です。タケルFXスクールでは、EMAは使っていません。

移動平均線の意味

シンプルな計算式でチャート上に描かれた移動平均線には、2つの意味があると考えられています。

一つ目は、前述の通り、価格変動の傾向を示す指標としての機能です。
過去の終値の平均値を連続したデータである移動平均線は、価格変動から小さく上下動したブレを取り除き、より滑らかに見せるために視覚的な表現に優れて大きな相場の方向性や勢いを表現したラインであるという特徴です。
短期的な価格変動に惑わされず、相場の基調を確認するのに適した指標です。なので、これを目的に移動平均線を表示させている人が多いです。

もう一つは、ちょっと難しくあまり意識している人は少ないと思いますが、とても基本に沿った考え方です。移動平均線を算出した期間におけるマーケットポジションの平均コストであるという考えです。
平均コストとは、その期間に市場で売ったり買ったりされた価格の平均的な水準であるという意味です。何に利用するかというと、移動平均線の水準を超えて値段が上がったり下がったりすると、取引中のポジションに発生している含み益が含み損に変わったり、利益と損失の逆転が起き得る水準という考え方で、具体的には移動平均線の上にある場合、買い有利、移動平均線の下側にあると売り優位という思考です。

移動平均線を表示したチャートを見ていると、移動平均線の付近で値動きが止まったり、支持線/抵抗線の様に移動平均線の水準が機能して、直前の値動きから反発するような動きを確認できるでしょう。

もし、あなたはそれが見えてきたら、素晴らしいです。移動平均線は、相場の動きに対するマーケット参加者の行動を左右する材料とも言えるのです。


インターバンク市場

インターバンク市場とは、我々が扱う市場とは違います。主に銀行間で行う外国為替市場でで行う取引をインターバンク市場と言います。この市場に参加できる者は限られた参加者です。例えば、大手の金融機関や大手の証券会社などです。基本的に我々参加者は、間接的に通貨を取引します。つまり一度、証券会社を通して取引しています。

株とFXでは違った扱いがあります。株の場合は金融機関が相互に短期的な資金を日々調整しているもので、取引時間は午前8時30分からです。終了時間は実は私は知りませんが、日銀の終了時までと言われています(私は確認していないので、すみません)。

一方、FXの場合は、世界中の金融機関が24時間やり取りしているため、魅力的です。ずっと動いています。基本的に土日は休みなので、平日はずっと動いています。インターバンク市場が動いているので、我々がFX取引が24時間できる、というメリットがあります。

ロンドン、ニューヨークは世界のビッグな市場です。個人的には、ロンドンが一番だと思っています。

ウォーレン・バフェット

ウォーレン・バフェット氏は、アメリカ合衆国の投資家であり、経営者や資産家としても世界的に名を知られています。慈善活動家としても有名です

世界最大の投資持株会社であるバークシャー・ハサウェイの筆頭株主として、最高経営責任者を務めています。

莫大な資産を持ちながらも、故郷であるネブラスカ州オマハで質素な暮らしを送っていることから、敬愛の意を込めて「オマハの賢人」とも呼ばれています。

FRB(えふあーるびー) 

FRB(えふあーるびー)とは米連邦準備制度理事会のことで、英語名は、Federal Reserve Boardなので、この略でFRBと略しています。また、連邦準備銀行もFRBと言います。英語名は、Federal Reserve Bankなので、こちらも略してFRBと言われています。この両者のFRBはよく混同されて使われておりまう。でも、FXにおいては後者の方がよく使われます。連邦準備銀行と言っても、アメリカの金融政策を行う、中央銀行としての役割を持っています。

ここに役割を持つ、という言葉を書いていますが、実はFRBは民間銀行です。日本銀行は国営銀行ですが、アメリカの中央銀行に相当するFRBとは民間銀行であることが大きな違いとしてあります。またFRBは通貨ドルを発行しています。

2014年現在、アメリカの通貨ドルだけでなく、ドルの政策金利の変化に各国は非常に神経をとがらせております。その意味でも、ドルは世界通貨とFX上では言えると思います。

FX(えふえっくす)

FXえふえっくす)とは「Foreign Exchange」を英略したもので、日本に導入を図る際に、この名前になったものです。正式には「外国為替証拠金取引」といいます。「外為(がいため)」の略称でも呼ばれています。

ドルやユーロなどの外国の通貨を交換することで、その差益を目的とした金融商品です。理屈上は多くの通貨が取引できますし、その取引する通貨も証券会社によって違ったりしています。でも、私は主要通貨しかFXトレードを行っておりませんが、それでも十分なくらいチャンスがあります。

売買については、例えばドル円について、それぞれの通貨を買ったり売ったりして交換するので、買いでも売りでも自分のポジションを持てます。これもFXの特徴の一つです。

何故、売りで入れるのかと初心者は思うかもしれませんが、円からドルに交換しても、ドルから円に交換してもいいので、買いでも売りでもできます。つまり、上か下かどちらに動くか読み切ればいいのです。

FXによる利益は通貨の変更による利益と通貨を保有していることからくる金利の2つがあります。通常、通貨の変動による利益を目指します。

FOMC(えふおーえむしー)

連邦公開市場委員会と言い、Federal Open Market Committeeの略である。

米国ではFOMC(えふおーえむしー)が連邦準備制度の金融政策に基づいて公開市場操作の方針を決定する。FOMでは金利の変更が決定された時など、FX市場が大きく動くことになり、その動き方は通常の予想を遥かに超えて動く。

FXではFOMCがある時は、たいてい大きく市場が動くとみなされている。

LTCM(えるてぃーしーえむ)

Long Term Capital Managementの略で、1998年10月に破綻した米系ヘッジ・ファンド。

LTCM(えるてぃーしーえむ)はノーベル経済学賞を受賞したエリート教授等を集めた頭脳集団で、破綻はとても意外に思われました。この時、ドル円は大暴落しました。

円キャリートレード 

これは、低金利の円資金を借り入れて、より高い利回りが期待できる資産で運用する取引のことです。これは、日本円の金利が非常に安いことからできる取引です。今の日本の金利は銀行に預けても1%もつかないです。ところが、世界には金利が高い国がいくらでもあります。

そのうち、比較的安心な国にオーストラリアがあります。オーストラリアの金利も4%程度あるので、高いと言えます。つまり、日本円からオーストラリアの通貨に変えれば、持っているだけで金利を稼げてしまいます。問題は為替ですね。為替で損をしたくないですね。

ところで、相場が円安だったらどうしますか?円安相場で積極的に円キャリートレードを行えば、為替損はカバーできるし、さらに高い金利をもらうことができます。このように円安という言葉がでてくると、円キャリートレードが注目されるようになります。