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IFD(アイエフディー)

IFD(イフダン)注文は新規注文と決済注文を同時に出すことができ、新規注文が約定後に決済注文が自動的に発注される注文方法です。

イフダンという言い方もあります、新規注文でのみ選択できます。
新規注文と同時に、その新規注文が成立した際に初めて有効になる決済注文をセットで出すことができる注文方法です。
例えば、「1ドル=110円」のときに新規で買い、「1ドル=115円」になったら決済で売るというような注文を一度に出したい場合に有効です。

実際のFXでは頻繁に使います。この方法を使えるようになると、FX初心者は脱出と言えるレベルです。
でも、FX初心者の方にとっては、難しいんです。どうするかと言うと、レートを予測することが必要です。だから、FX初心者脱却なのです。

例えば、1ドル=100円のときに、99円で指値の買いの新規注文を発注。同時に101円で指値の決済注文も発注します。

その後、相場が一度99円台まで値を下げたため新規注文が約定。その後は相場の勢いがよく、101円で決済注文も約定しました。

このようにIFD注文は注文から決済まで自動で取引してくれます。ので、レートをいつも見ていなくとも取引ができます。また、一度の発注で取引を完了できるため、普通に使う注文方法です。

IFD注文を発展したものに、IFD-ODO注文があります。これは本当によく使う方法です。FX中級者を目指す方用に今のうちから練習するのもよいです。

IFD注文オススメの組合せ

その前に、IFD注文には、いくつもの便利な機能があるので、紹介します。
FD注文には新規注文・決済注文を同時に発注できます。その時、当然いくつかの組み合わせパターンが出てきます。

これらの組み合わせの中でも断然おすすめなのが「新規注文:指値、決済注文:ストップ」の組み合わせです。
相場が予想を外れたときを想定して、決済注文にストップ注文を活用するのです。そうすれば、もし損失が出た場合も、この金額で損を抑えることができます。もちろん、相場が予想通りに動いた場合は、好きなタイミイングで決済して利益を確定させればよいのです。つまり、リスク・コントロールに優れた組み合わせと言えます。
この方法は特に便利です。FXは相場が一方方向に動きやすいので、この方法をマスターすれば、楽です。タケルFXスクールが推奨している、1日10分のトレードができるようになります。

1ドル=100円の買い指値注文が約定し、損失幅を1円と決めて1ドル=99円の決済ストップ注文を発注。
予想が外れ、為替相場の急激な変動で1ドル=100円から97円まで暴落!

99円でストップ注文が発動し、決済。損失は1万円。ストップ注文を入れておかなかったら?結果は言うまでもないことですね。

FXで得た利益には税金がかかる

ところで、IFD注文をマスターするとすぐお金の事を考えてしまうのですね。例えば税金です。だから税金の事について書いておきます。勿論、税理士の先生に聞いてくださいね。

生徒で税金に困ったら、タケルFXスクールでは専門の税理士の先生を紹介します。
FXの利益は、原則として課税対象となります。

個人の場合、FXの利益は雑所得に分類され、「先物取引に係る雑所得等の課税の特例」の適用対象となり、申告分離課税の対象となります。税率は、他の所得額にかかわらず一律20%(所得税15%+住民税5%)です。

これは、国内証券の場合です。外国の証券会社は上記のような優遇措置はありません。つまりFXで稼いでも税金はたったの20%です。凄く安いです。これを高いと言う人は税金をよく知りません。あなたが銀行預金に利子に20%の税金がかかっているのをご存じですか。
このように国内証券を使って、FXをやるという事はかなり優遇されています。株取引でも利益の20%が税金ですから、全く同額です。FXは純粋な投資と言えるでしょう。

法人の場合、FXの利益は他の利益と合算された上で課税所得が算定され、法人税の対象となります。

以下は専門的な知識で、私もどこからのサイトから拝見したものです。

2011年(平成23年)以前に発生した店頭FXの利益は、申告分離課税ではなく総合課税の対象です。
「復興特別所得税」については、2013年1月1日から向こう25年間に渡り、所得税額に対し2.1%の「復興特別所得税」が課されることになりました。したがって同期間の税率は、一律20.315%(所得税15%+復興特別所得税0.315%(15%×2.1%)+住民税5%)となります。